ふれあい給食会~西小学校~

8月もあっという間に半ばになりました。夏は満喫できていますか?
今回は7月10日(水)に行った,西小学校1年生のとうもろこしの皮むき体験とふれあい給食会をご紹介します!
皮むき体験の前に,日頃西小学校に小松菜,水菜,白うりなどを納入してくださっている生産者の若井さんと,JA瀬戸グリーンセンターの倉田さんから,とうもろこしの事を教わりました。

とうもろこしの花は2種類咲くと知っていますか?ひとつは一番てっぺんから花粉を出す雄花,もうひとつはとうもろこしの実から出ているヒゲのようなもの・・・これが雌花で,ヒゲ1本1本に受粉しないととうもろこしの実1粒1粒が大きくならないそうです(@_@)倉田さんからは,とうもろこしのおいしさの秘密も教えてもらいました。甘さ=糖度は収穫された後,どんどん下がっていくそう。市場に並んでみんなが買い物をするスーパーに並ぶときには,残念ながら3割程度まで下がってしまいます。そのため,給食のために今朝収穫してくださったものはとても甘い状態!子どもたちもうれしそうな顔を見せてくれました(*^_^*)

若井さんからは,農家としてとうもろこしを作るときの苦労をお話してもらいました。台風の風で倒れて収穫しづらくなったり,カラスやヌートリアが収穫前にとうもろこしを食べてしまったり・・・カラス除けのネットを張るなどの対策は重労働で大変なんだそうです。もちろん虫にも食べられます。この日は,給食で食べるもの以外に,虫食いにあったとうもろこしも授業のため持ってきてくださいました。みんなで見ていると,ちょうど中にいた幼虫がひょっこり顔を出して,若井さんも子どもたちも先生もびっくり(*_*)商品にならないものもたくさんあるのを,みんなに知ってもらいました。

こうしてお世話をたくさんしてできたとうもろこし。お家で皮むきの手伝いをしたことのある子も多く,しっかり全校分のとうもろこしの皮をむいて給食室まで届けました(^v^)新鮮なとうもろこしは,表面が真珠のように光っていて,とてもきれいでした☆

お昼には生産者を交えて給食を食べて交流するふれあい給食会がありました。自分たちで皮をむいたとうもろこしは,茹でて出てきました。「甘い!」「世界で一番おいしい!」「デザートに楽しみに取っておく!」など,1年生の感想がたくさん聞こえてきました。若井さんも,おいしそうに食べてくれている子どもたちに囲まれて,楽しく給食の時間を過ごされていました。生産者にとっては,実際に自分の野菜が調理され,それを食べている姿を見ることはほぼないそうです。若井さんにはこれからもたくさん野菜を作ってもらって,給食に持ってきてほしいと思いました(^v^)

Facebook「地産地消!ふくやま」へは写真を多数掲載しています。こちらもぜひご覧くださいヽ(^o^)丿

https://www.facebook.com/地産地消ふくやま-136770143184506/